不潔な印象を与えてしまう“フケ”。実は、フケには「乾性フケ」と「脂性フケ」の2種類があります。頭皮が乾燥しているのか、脂っぽいのかによって、フケの種類も対策方法も全く異なるのです。フケは、放っておくと抜け毛を引き起こしてしまう可能性もある厄介者。今回は、脂性フケと乾性フケの原因と対策についてまとめました。まずは自分のフケのタイプを知り、正しい対策を行って、フケを撃退しましょう!

・脂性フケの対策

脂性フケが出る人は、毎日きちんとシャンプーをして、頭皮を清潔に保つことが大切です。ただし、皮脂を落としすぎると、かえって皮脂の分泌量が増える可能性があるので、使用するシャンプーは、刺激の弱いものやフケ対策用の抗菌作用があるシャンプーがオススメです。正しいシャンプーの仕方は、『フケの予防方法』でご紹介しているので、そちらを参考にしてください。

また、皮脂の分泌量が過剰になるのは、食生活の影響も考えられます。肉類や揚げ物など脂っこいもの、甘いもの、アルコールなどは皮脂の分泌を促進するので控えめにしましょう。

反対にビタミンB2やB6は、脂質の代謝を促し、過剰な皮脂の分泌を抑制する効果が期待できます。ビタミンB2はレバーやうなぎ、牛乳、納豆などに、ビタミンB6はレバーやカツオ、マグロ、サケなどに豊富です。バランスの良い食生活を心がけた上で、これらの食材を積極的に摂ることをオススメします。

・乾性フケの対策

乾性フケはカサカサのフケ。あたまを掻くとすぐにパラパラ落ちてきます。黒い服を着ているとよく目に付くことも。乾性フケは皮脂が不足することが原因で起こります。頭から出るアブラですね。

皮脂っていうのは頭皮の水分の蒸発を守る役目をしています。健康な頭皮の場合、適度な皮脂によって水分の蒸発を防いでくれています。つまり、この皮脂が不足すると頭皮は水分を保つことが出来なくなり乾燥します。そして頭皮が痛みやすくなるので、抜け毛やかゆみに悩まされる原因になるわけです。

更に皮脂は紫外線から頭皮を守る役割もしています。皮脂がフタや帽子の役割になってくれているわけです。これがないと紫外線の影響を受けて肌トラブルにつながります。乾性フケの場合は、頭皮の乾燥改善と再発防止が最重要課題となります。そのためにもっとも大切なのは、頭の洗い方の見直しと血行の改善です。まず、避けたいのは、「何度も執拗にシャンプーをすること」です。シャンプーは多くても1日1回に留めましょう。

シャンプーによって洗い流されてしまった皮脂や角質層の保湿成分(細胞間脂質や天然保湿因子)は、大体24時間かけて回復すると考えられています。よって、1日に何回も頭皮を洗うと、肌のバリア機能や水分保持力が回復する前に再度うるおいが奪われてしまい、かえって乾燥が進んでしまう可能性があるのです。

汗をかいた後など、どうしても洗いたい場合は、ぬるま湯ですすいで汗を流すだけに留めておくなど、頭皮へのダメージを抑えるように注意するとよいでしょう。